ららマジ 考察:結菜先輩の涙の理由について

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ららマジのメインストーリー考察。

結菜先輩の涙の理由について。

※この記事は2019年1月25日(2周年)に公開されたものです。

現在、第十三幕までストーリーが公開されています。

Warning!!

この考察はあくまで個人の考えです。

当然、正しいとは限りません。

ですが、ある程度の確信があって書きました。

そのため物語を純粋に楽しみたい方、ネタバレを嫌う方は、引き返すことをお勧めします。

 

この考察は第五幕までの内容と、解放戦「かなえ編」のボスについて触れています。

また、記事の公開後に内容の変更を伴う追記・修正を行うことを禁止としました。

(自身の解答が合っているかどうか、記録として残しておきたいので)

 

念のため、本編までスペースを空けています。

読んでも大丈夫と判断された方は、お手数ですが、スクロールしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『秘密は秘密のままで、いいときもあります』

確かにその通りです。

 

しかし考察は、その秘密を解き明かしてしまう行為です。

好奇心が猫を殺すこともありえます。

それでも引き返さずに読むのであれば、最後まで読み飛ばさずにお願いします。

 

 

結菜先輩の涙の理由について

魔法の導き

まず始めに、第五幕第3場の流れをおさらいしましょう。

 

第2場でディスコード「オーバー・アダプテイション」を倒し、調律は完遂されたはずでした。

しかし、チューナー君とホニャちゃんだけは、ノートゥングに導かれて別の夢世界へと飛ばされます。

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着いた先は、これまでとは違う結菜先輩の夢世界でした。

統率の取れたノイズに襲われつつも、結菜先輩の超自我と出会います。

 

その後、チューナー君は結菜先輩の超自我と戦い、勝利しました。

敗れた結菜先輩は想いを託すため、『あの日』の断片を見せようとします。

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ところが、戦火に巻き込まれそうになり危険だったため、現実へと帰還。

そうして戻ってきたあと、結菜先輩が涙を流していました。

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普通、涙とは悲しい時に流れるものです。

何があって、そうなったのか。

メインストーリーの描写を元に理由を考えていきましょう。

 

 

不可思議な事態

現実の結菜先輩自身は何故涙を流したのか、分かっていない様子でした。

これは魔法少女にまつわる記憶が無くなったことが原因と考えられます。

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ですが、夢世界にいた結菜先輩の超自我は例外です。

『あの日』の記憶の断片をノイズに寄生させることで維持していたからですね。

そのため、涙の理由を知っていた可能性があります。

 

ヒントを探すためにも、超自我が知っていた情報を整理しましょう。

 

以下の場面で、『あの日』の悲劇を繰り返すわけにはいかないと言っていました。

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直前に『はっきりと覚えていることもあります。』とあるように……

これは『あの日』に起きた悲劇の内容を知っていての発言と考えられます。

そうであるなら、それが涙の理由である可能性が高いです。

 

さらに結菜先輩の超自我は、絶望を糧にしてディスコードを育てていました。

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この絶望という感情も、『あの日』の悲劇が引き起こしたものではないかと推測できます。

結菜先輩の涙の意味を解き明かすには、『あの日』に起きた悲劇  その中身を知る必要がありそうですね。

 

 

怒りの日

ディスコード、ディエス・イレは絶望を糧に育てられました。

ならば、絶望に繋がるヒントがどこかに隠されているかもしれません。

探してみましょう。

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ディエス・イレはラテン語で『怒りの日』を意味します。

キリスト教の終末思想の1つです。

何となく『あの日』に近いものを感じますが……。

言葉の意味は置いておきましょう。

 

ここで重要なのは、手にしている槍です。

おそらく見覚えがあると思います。

ららマジを始めてすぐのプロローグ  

ホニャちゃんの見せた「ある英雄の記憶」に出てきたアイツが持っていました。

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この人型の何かが手に持っている槍。

同じデザインをしていますね。

※補足:プロローグの画像からは分かりにくいのですが、チューナーズノート2のP22・23にある描き下ろしイラストを見ると槍のデザインが同じであることがはっきりと分かります。

所持している方は確認してみてください。

 

 

それにしても、アイツに名前が無いのは不便ですね。

何か呼び名を考えましょう。

適当な名前にしたくないので、話が脱線しますが少々お付き合いください。

 

ディエス・イレが使う技名にゴングナーというものがあります。

これはグングニルの別表記です。

グングニルは他作品にもよく出てくるので、知っている方も多いはず。

北欧神話で主神オーディンが持つ槍のことですね。

 

槍の持ち主という意味で、オーディンと名付けるのも良いですが……

ここはやはり、オーディンをドイツ語で読んだ時の「ヴォータン」。

ニーベルングの指環』に出てくる登場人物の名前にしたいと思います。

......と言うわけで、ここではアイツをヴォータンと呼びます。

 

 

脱線していたので、戻りましょうか。

ディエス・イレとヴォータンの持つ槍、そのデザインが同じであるとの話でした。

そのヴォータンはプロローグで出てきます。

詳しく言えば、ホニャちゃんが見せた「英雄の記憶」に登場していました。

 

そこに次の手掛かりがあります。

まずは、その英雄が何者なのか考えてみましょう。

 

 

迫るノイズ

英雄の記憶の中で、菜々美を含む4人の魔法少女達が迫ってくるノイズと戦っていました。

その中に、こんな発言があります。

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この時、指揮をとっているのは英雄ですね。

英雄のことを指して先輩と言っているので、先生の可能性はありません。

学年が凜先輩より上なので、現在3年生の生徒であると考えられます。

百花部長が器楽部を創立したことを含めて考えると、OBやOGの可能性も低いです。

 

これは前の英雄の正体を考えるためのヒントですね。

 

ただ、これだけでは足りないので、さらに手掛かりを足します。

第一幕『いばら姫』の最初  

チューナー君が壊れたノートゥングを手にした場面です。

ノートゥングは指揮棒の形を取っていました。

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これが落ちていた場所は、旧校舎第三音楽室の奥にある準備室です。

器楽部が使用する場所に落ちていたということは、器楽部に縁のある人物であると推測されます。

先ほどの発言と合わせると、英雄は器楽部にいる誰かであると断言していいでしょう。

 

これらから、以下の条件が前の英雄に当てはまると考えられます。

  • 指揮棒を使う
  • 現在、器楽部の3年生の生徒

兼任楽器含め、指揮棒を使うのは1人しかいません。

言うまでも無いですね。

  あの英雄は草薙百花です。

 

ちなみに第五幕の『あの日』の断片で、百花の名前を呼ぶ亜里砂が出ています。

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草薙百花で間違いないですね。

 

 

始まりの唄

結菜先輩の涙の理由を求めて、前の英雄が百花部長である事実にたどり着きました。

百花部長と言えば……第五幕で結菜先輩の救いに登場しています。

救いには、器楽部の始まりが描かれていました。

百花部長が結菜先輩を誘ったのが器楽部の発端でしたね。

結菜先輩にとって、器楽部という居場所を与えた百花部長は大切な存在です。

その親友に何かあったとしたら......絶望の理由として十分なものになります。

 

 

一度、これまでに考えたことを並べましょう。

  1. 結菜先輩の涙の理由は『あの日』の悲劇が原因
  2. 結菜先輩の感じた絶望も『あの日』の悲劇が原因
  3. この絶望にヴォータンが関わっている
  4. プロローグの英雄の記憶にヴォータンが出てくる
  5. その英雄の正体は神代結菜の親友の草薙百花である

ここから推測できそうなことがありますね。

2・3・4番から、英雄の記憶は『あの日』の一部分であると言えそうです。

 

それを根拠としても十分かもしれませんが、ちょっと補強します。

第五幕で『あの日』に送られた際、菜々美や凜、亜里砂の声が聞こえてきました。

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背景が似通っていたり、ノイズが迫っている状況からも、英雄の記憶が『あの日』のものであると推測できます。

 

ついでに、第五幕の『あの日』から分かることを考えてみましょう。

 

少し前に紹介した第五幕の亜里砂の発言、『ヒャッカさえいれば、まだ……!』は百花部長と合流する前であることを示しています。

それを元に考えると……

  1. 英雄が目覚める前=第五幕第3場の『あの日』
  2. 英雄が目覚めた後=プロローグで描かれた『あの日』

このように、時系列が繋がっています。

 

まだ他にも分かることがありますね。

第五幕の再現は、結菜先輩の想いを道しるべに案内されたものでした。

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であれば、チューナー君が立っている場所は、当時の結菜先輩が居たところである可能性が高いです。

プロローグで登場したメンバーの声が聞こえてきたということは、あの時、結菜先輩も近くに居たと考えられます。

 

やはり、プロローグの『あの日』が鍵になっていそうですね。

 

 

夢の中の出来事

プロローグはゲームを始めた時にしか見れません。

あやふやになっている方も多そうですし。

英雄の記憶をおさらいしておきましょうか。

 

目を覚ました英雄の前に4人の魔法少女がいました。

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ノイズが迫っていると凜先輩が言っています。

英雄が指揮し、ノイズを倒していくと......

ドラゴンが居ました。

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このドラゴンも倒します。

その後、強力な魔力を感じ、転移  

着いたのは、お城がある場所でした。

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そして、ヴォータンが現れ  

目の前が真っ暗になります。

 

これがプロローグに描かれた英雄の記憶でした。

 

ここで使われたイラストには共通点がありますね。

  • 最初の魔法少女達がこちらをうかがうシーン
  • 城の前へ転移し、そこへ近づくシーン
  • ヴォータンが目の前に現れるシーン

これら全て、英雄から見た一人称の視点で描かれています。

特に城に近づくシーンでは、城をアップにすることで、近づいているような演出がなされていました。

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英雄の視点で、最後にヴォータンが目の前にいたこと。

それから、ノートゥングが砕けていたこと。

この2つから英雄である百花部長がヴォータンから攻撃を受けたと推測されます。

それでどうなったのかが重要ですが、今までに示したヒントからはまだ何も分かりませんね。

 

 

ここで話題を変えましょうか。

ゲーム内でチューナー君は百花先輩を召喚できません。

これは何故でしょうか。

 

そもそも魔法少女とは、ロード画面にもあるように「少女の精神の一部を借りて具現化したもの」です。

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また、召喚できる魔法少女は器楽部員に絞られていますが……。

この理由を、第一幕でホニャちゃんが挙げていました。

  1. ノイズが音楽を天敵としているため、普段から音楽に親しみがあること
  2. 精神の一部を借りているため、友を救いたいという気持ちが力となること

2番はそのまま、親密度(キズナレベル)の理由付けにもなっていそうです。

 

当たり前ですが、草薙百花も器楽部の一員で、音楽にも通じています。

むしろ他の誰よりも魔法少女に適任なように感じますし、召喚できる条件も満たしているはずです。

プロローグでチューナー君は百花部長に認められて器楽部に入部しています。

他の器楽部員よりも先に接点がありますし、呪いを受けたと口にしたのも百花部長です。

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注:途中のセリフを省略しています。

それでも何故か召喚できません。

これには何かしらの召喚できない理由があると考えられます。

 

今までの推測と照らし合わせると……不穏なものになりそうですね。

 

 

なにか来る・・・

長々と続きましたが、そろそろ決着をつけましょう。

草薙百花が、あの記憶の最後でどうなったのか。

手掛かりを示します。

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『最後』ではなく『最期』。

『最期』は、「命が尽きる時」や「死に際」という意味で使います。

 

............。

これだけはっきりしていると、なかなか辛いものがありますね。

ですが……もう十分でしょう。

次で、まとめます。

 

 

絶望だった未来

それでは、ここまで立てた推論を全てつなげて  

悲劇の真相を暴きましょう。

 

 

『あの日』、草薙百花は菜々美達と一緒に戦っていた。

ドラゴンを倒したあと、強力な魔力を感じ、城へと転移される。

近くにいた神代結菜も一緒に……。

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そして  

指揮者の英雄である草薙百花はヴォータンに殺された。

ノートゥングも攻撃を受けて壊れる。

チューナー君が百花部長を召喚できなかったのも、これが原因。

本人が存在しないので、精神の一部を借りることができなかった。

 

さらに、その場面を神代結菜が見ていた。

これが最初の疑問である「結菜先輩の涙の理由」の答え。

この時の絶望がディエス・イレに反映されていたから、同じ槍を持っていた。

超自我である神代結菜がノイズを寄生させることで、この記憶が維持できたのも、強い想いがあったから。

悲劇を繰り返えさないために、何かを計画しているホニャを止めるべく、自身を犠牲にしてまでチューナーと敵対した。

それだけの絶望があったからだ。

 

 

以上が、『あの日』起きたことの一端で、第五幕の裏にあった真相です。

 

この『あの日』が過去の出来事ではなく、未来のものであると考えもしました。

今ある現在が『あの日』の前で、百花部長がまだ生きている可能性を。

しかし、その場合は召喚できない事実に反します。

生きていたら召喚できるので。

その上、ノートゥングが壊れていたことからも、すでに起きたことだと考えられます。

 

未来である可能性は崩れました。

 

これが過去の出来事であるなら……

チューナー君が現れるまで、本当に器楽部の未来は絶望的だったのでしょう。

 

 

この考察が正しいとすると、『あの日』以降の百花部長は偽者です。

偽者が誰なのか、察しているかもしれませんが……。

伏せておきましょう。

 

それから『最期』と言ったのはホニャちゃんでした。

当然、亡くなった事実を知っていなければ出てこない発言です。

なのでホニャちゃんは、この事実を知っていて、チューナー君に嘘をついていることになります。

それに加え、今の東奏学園に来ている百花部長が偽物だと知っているはずです。

プロローグで百花部長とチューナー君のやりとりを聞いていましたが、偽物の動向を調べるために尾行していたから聞いていたのかもしれませんね。

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ある意味、チューナー君とホニャの出会いも必然だったんです。

他にもあるのですが、それはまたの機会に……。

 

 

……この考察で悲惨な事実が明らかになりました。

これを書いた私が言うのもなんですが、この説を否定したい気持ちが強いです。

しかし、これを崩すのはかなり難しい。

どうにかならないものだろうか。

非常に度し難い……。

 

考察:結菜先輩の涙の意味について  終?

あれ? まだ、解放戦に触れていない……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほう……ここまで来たか。

ならば  

君は最後まで読んでくれるのだろう。

ありがとう、我が親愛なる読者よ。

時間を割いて私の考察を読んでくれたことを、君が後悔しないよう……。

ささやかな希望を用意したつもりだ。

ついてくるがいい。

君の望むものが隠された穢された聖地へと、君を導こう。

 

 

未来への希望

突然ですが、解放戦の話をしましょう。

解放戦「かなえ編」のボスはガルムでした。

グリムゲルデさんのセリフによると……

かつて、ニヴルヘイムへと続くグニパヘリルの洞窟に繋がれ  

冥界へと向かう生者を蹴散らし、現界へ逃れようとする死者を威嚇する  

「最高の犬」と称される番犬『ガルム』。

それが奴の名だ。

この中で重要なのは『現界へ逃れようとする死者を威嚇する』です。

チューナー君は冥界の門番「ガルム」を倒しました。

これから向かう先は、グニパヘニルの洞窟  

そして、その先にある冥府「ニブルヘイム」です。

 

察しの良い方は、お気づきでしょう。

グリムゲルデさんはチューナー君を死者の国へと案内しています。

 

 

  もしそうであるなら。

『解放戦』の本当の意味は……

死者の国に囚われた草薙百花を解放するための戦いなのでしょうか?

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最後のこれはさすがに憶測だけど。

それでも、調律師の英雄には期待せざるを得ない。

 

きっと彼なら救ってくれるはず。

  なぜなら彼女も器楽部の一員なのだから。

 

 

考察:結菜先輩の涙の意味について  了。

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