星の欠片の物語、ひとかけら版 補足A:計画の目的とそのための手段(フォルダ1)

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『星の欠片の物語、ひとかけら版』の補足A。

考察の補足として、フォルダ1の内容を取り上げています。

考察の補足、

『ストーリーについて考察する』で物語の全体像を説明しました。

しかし、何故あのような結論に至ったのか、詳しい根拠が知りたい方もいるでしょう。

また、省略したところも多く、それが気になる方もいると思います。

そのため補足としてまとめておきました。

 

1フォルダにつき記事も1つで、全4回になります。

考察と重複する部分が多々ありますが、ご了承ください。

 

 

どのフォルダについて考えるべきか、

フォルダのタイトル一覧です。

ここからフォルダを4つに絞ります。

  1. 『侵食に必要な物は歪み、』
  2. 『影と置き場所』
  3. 『通電しない時は』
  4. 『竜吐水取扱説明書』
  5. 『代償と交換条件、』
  6. 『電圧スイッチ』
  7. 『樹脂の研究』
  8. 『天秤のバランスについて』
  9. 『水受けの天秤移動方法』
  10. 『問題と対処、』
  11. 『アンカーの端子交換について』
  12. 『歪みの薄さ、』

一覧を見たときに気づいた方も多いと思います。

各フォルダのタイトルの最後に「、」が付くものと付かないものがあります。

「、」が付かないものは、全て装置と物体の説明です。

「、」が付くフォルダは1・5・10・12番の4つ。

それら4つのフォルダには、なにやら意味深なことが書かれています。

なので、補足で扱うフォルダを1・5・10・12番に絞りました。

 

それでは、1番のフォルダを見ていきましょう。

 

 

フォルダの1番を読み解く、

フォルダの1番がどんな文章だったか、覚えていない方も多いと思うので……そんな方のために置いておきます。

※解説する際に引用しているので、フォルダの全文は読まなくても大丈夫です。

『侵食に必要なものは歪み、』

『侵食』の為に最も相性のいい燃料は『歪み』である。

 

歪みとは、本来の場所に収めようとしても、どうしてもはみ出してしまうやっかいな部分の事を言う。

しかしそうであるからこそ、それが変換された時のエネルギーは大きい。

 

この結論にたどり着く迄に随分と多くの時間と資源を無駄にする事になってしまった。

残されたリソースでつくる事の出来る装置は、現時点でひとかけらが限界となる。

 

後はこの装置で目的を達するに足るだけの燃料が集まる事を祈るしかない。

 

一見存在しない様で強固に存在する壁を越える為の手段は、これしかないのだ。

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『侵食』や『歪み』などの独特なキーワードが出てくるフォルダ1。

これらのワードの意味を解き明かすことで、フォルダを書いた人物の目的と、そのための手段が明らかになります。

 

 

歪みとは何か、

まず始めに、この『歪み』の意味から考えていきます。

歪みとは、本来の場所に収めようとしても、どうしてもはみ出してしまうやっかいな部分の事を言う。(フォルダ1)

「歪みとは、はみ出してしまう厄介な部分のこと」とありました。

「はみ出してしまう厄介な部分」と言えば……

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ゲーム内で装置にブロックを差し込んだことがありました。

画像の通り、装置からブロックがはみ出しています

歪みとは「はみ出してしまう厄介な部分」ですので、これは歪みです。

 

しかしそうであるからこそ、それが変換された時のエネルギーは大きい。(フォルダ1)

「それが変換された時のエネルギーは大きい」とあるように、この歪みはエネルギーに変換されるそうです。

 

では、装置にブロックを差し込んだ時のことを思い出してみましょう。

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星間移動装置が起動し、スイッチを押すことで「星の核」から「星の欠片」へと移動することができました。

このことから歪みがエネルギーに変換され、装置が作動したと考えられます。

 

つまり、『歪み』とは、はみ出してしまう厄介な部分を指し、エネルギーを生む動力源のことです。

 

 

装置とは何か、

残されたリソースでつくる事の出来る装置は、現時点でひとかけらが限界となる。(フォルダ1)

この装置とは、どの装置でしょうか?

 

考えるための材料が終盤にあります。

終盤に出てくる、もう一人の少女の発言です。

「今構築できるたった1つの星の欠片だけでは、願いを叶える事は出来なかった」

装置は、現時点でひとかけらが限界です。

星の欠片も、今構築できるのは1つだけとなっています。

 

装置と星の欠片  

今現在、どちらも1つしか作れないという共通項があります。

そのため、同じ物を指しているはずです。

なので、装置とは星の欠片のことであると考えられます。

 

 

侵食とは何か、

ここから『歪み』や『装置』で分かったことを利用し、侵食の意味を明らかにしていきます。

少し長めですが、同時に、フォルダの作者の目的と手段が判明するようになっています。

 

それでは、前に引用した文の続きです。

後はこの装置目的を達するに足るだけの燃料が集まる事を祈るしかない。(フォルダ1)

装置はさっき説明したとおり、星の欠片です。

燃料に関しては、最初の方に説明がありました。

『侵食』の為に最も相性のいい燃料は『歪み』である。(フォルダ1)

燃料とは歪みのことを指しています。

 

加えて、侵食と相性が良いという性質を持っているとも書かれています。

1つ前の文章では、目的を達成するために燃料を集めようとしていました。

その行為は、侵食しようとすることと同じであると言えます。

なので、前の文中にある「目的を達する」は侵食することを表わしていますね。

 

ここで、先ほどの文章を置き換えてみましょう。

「装置⇒星の欠片」「燃料⇒歪み」「目的を達する⇒侵食する」に変換します。

後はこの星の欠片で侵食するに足るだけの歪みが集まる事を祈るしかない。(フォルダ1)

星の欠片を用いて、侵食に必要な歪みを集めていることが分かります。

『歪み』について考えた際、『歪み』はブロックを使って発生させていました。

しかし、この文章から分かるように、星の欠片を用いても歪みは集められるようです。

 

この一文は、そのまま、フォルダを書いた人物の目的と手段にもなっています。

  • 目的:侵食すること
  • 手段:星の欠片を使い、歪みを集めること

この侵食のための手段が非常に重要です。

 

さらに続けて、以下のように書かれていました。

一見存在しない様で強固に存在する壁を越える為の手段は、これしかないのだ。(フォルダ1)

この『一見存在しない様で強固に存在する壁を越える為の手段』は、さっき判明した「侵食のための手段」と同じです。

箇条書きにしてまとめます。

  • 目的(侵食):一見存在しない様で強固に存在する壁を越えること
  • 手段:星の欠片を使い、歪みを集めること

なので、侵食とは、一見存在しない様で強固に存在する壁を越えることであると考えられます。

次に扱うのは、その「一見存在しない様で強固に存在する壁」 についてです。

 

一見存在しない様で強固に存在する壁、

侵食の真の意味を理解するために、この「壁」が何なのか、探っていきます。

 

手掛かりとなるのは、終盤に出てくる少女の発言です。

「あなたが今居る場所と、あたしの居る場所は、違う世界だけれど、奇跡的に特異点が重なっているから互いを認識できている」

「それは、薄い板のような世界が2枚重なっている様な物よ」

プレイヤーのいる世界と少女のいる世界。

その2つの平行世界が重なっているようなもの、だそうです。

イメージ図で書くと以下のようになります。

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2つの世界の間に隔たりがあると想像できます。

これが「一見存在しない様で強固に存在する壁」の正体です

(イメージ図の壁に当たります)

 

壁を越えるということは、少女にとって向こうの世界へ行くこと。

つまり、侵食はプレイヤーのいる現実世界に行くことですね。

 

 

まとめ、

フォルダ1は『侵食』や『歪み』の意味を読み解くことで、星の核に欠片を戻すことで歪みを集め、現実世界へ侵食しようとしていることが分かりました。

まとめてみると、案外、単純ですね。

 

最後に、内容を分かりやすく変換したフォルダ1を載せておきます。

ちなみに、他の補足でも同じように載せているので、興味があれば参考にしてみてください。

『侵食に必要な物は歪み、』

侵食する(向こうの世界へ行く)のに、最も相性のいい燃料は『歪み』である。

 

歪みとは、本来の場所に収めようとしても、どうしてもはみ出してしまう、やっかいな部分の事を言う。

しかしそうであるからこそ、歪みが変換された時のエネルギーは大きい。

 

この結論にたどり着くまでに、ずいぶんと多くの時間と資源を無駄にする事になってしまった。

残されたリソースでつくる事の出来る星の欠片は、現時点でひとかけらが限界となる。

 

あとはこの星の欠片で、侵食に必要な歪みが集まる事を祈るしかない。

向こうの世界へ行くための手段は、これしかないのだ。

『ストーリーについて考察する』でも書きましたが、これは少女Oが記録したものです。

それを踏まえて読むと、侵食に必要なものが歪みであることを発見し、それが必要なだけ確保できるか不安なことが伝わってきますね。

 

以上、補足Aのフォルダ1編でした。

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