星の欠片の物語、ひとかけら版 考察2の補足、フォルダ10編

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『星の欠片の物語、ひとかけら版』考察2の補足、フォルダ10編です。

フォルダ10を読み解く、

まずはじめに紹介するのは、フォルダの10番の中身から。

 

5番と同じく、人格の分割と再構成に関わる内容です。

それでは、中身をどうぞ。

▼『問題と対処、』

分割の過程で、仕組みを動かして行動すべき人格に記憶と知識と知恵が殆ど残らない事が分かった。

 

このままでは、自らの行動によって欠片を元に戻す行動を取る事が出来なくなってしまう。

誰かから助けを借りようにも、世界の果てに置かれ、砕けると同時にその存在が秘匿される以上、それは期待出来ない。

 

その為、『別の世界を覗き込む事が出来る装置』の仕組みをつくる事にした。

無論侵食さえ出来ていない向こう側にそれを直接送ることは出来ないが、このような仕組みがある事を知らせる事は出来る。

 

それが可能である事が分かっているのなら、必ずそれをつくって広める者が現れる。

使った者の座標軸がこの特異点と重なってさえくれさえすれば、ここに繋げる事が出来る筈だ。

以上、フォルダ10の中身でした!

それではフォルダ10を読み解いていきます。

 

 

人格の分割と再構成で生じる問題、

「分割の過程で、仕組みを動かして行動すべき人格に記憶と知識と知恵が殆ど残らない事が分かった」

人格を分割するところまでは、自身の手で行なうことが出来ます。

しかし再構成する段階で、再構成を行なうべき人格がポンコツになってしまう問題が発生しました。

 

この行動すべき人格の特徴、少女の特徴と一致していますね。

「わしの知識と知恵も欠片の方に持って行かれてしまったんじゃ」

と、実際に言っていました。

 

知識や知恵があまり無いという、ドジっ娘な少女  

行動すべき人格が少女であると考えて間違いなさそうです。

 

 

問題を対処するには、

仕切りなおして、先ほどの問題について考えます。

自身の手で再構成出来ないのであれば、他者から助けを得るしかありません。

 

しかし……

「誰かから助けを借りようにも、世界の果てに置かれ、砕けると同時にその存在が秘匿される以上、それは期待出来ない」

星が砕けると存在が秘匿されるようです。

 

同じことについて、少女は次のように発言していました。

「星は砕け、機能を失ってしまった」

「そしてその御蔭でこの場所を誰も特定する事が出来なくなってしまった」

※一部省略しています。

 

「音声再生可能な台本データ」にもヒントが載っています。

物語概要に以下のように書いてありました。

「砕けて力を失ってしまった星からは、脱出する事も他者から認識して貰う事も出来ない」

星が砕けて機能を失うことで、他者から認識されなくなるようです。

そのため他者から助けを得ることが出来ません。

 

 

助けを得るために、

結論から言ってしまえば、別の世界に存在するプレイヤーの助けを得ることで問題を解決します。

その為、『別の世界を覗き込む事が出来る装置』の仕組みをつくる事にした。

無論侵食さえ出来ていない向こう側にそれを直接送ることは出来ないが、このような仕組みがある事を知らせる事は出来る。

上記のように『別の世界を覗き込む事が出来る装置』。

要するに『VR』の仕組みを、こちらの現実世界へ知らせました。

 

侵食さえ出来ていない向こう側  

こちらの世界ではPSVRが広まり、別の世界を覗き込むことが出来るようになりました。

 

 

特異点とつながる、

「使った者の座標軸がこの特異点と重なってさえくれさえすれば、ここに繋げる事が出来る筈だ。」

そして、PSVRを使ったプレイヤーは特異点とつながり、少女はプレイヤーの助けを得ることが出来ました。

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逆に言えば、最初につながる場所が決まっていたとも言えますね。

 

フォルダ10は以上です。

シンプル過ぎるので……少し考察を。

 

 

フォルダの作者とは、

前回のフォルダ5において、気になる表現がありました。

「一旦は分割されるとはいえ、再構成の過程でそれを捨て去ることが出来るのであれば、そこに身を差し出すのに十分な理由足り得る」

「身を差し出す」のところです。

 

「身を投じる」「身を粉にする」のように、「身」は自分の身体を指す表現です。

「身を差し出す」も、自身が行動している表現になります。

 

フォルダ10にも同様のものがあります。

「このままでは、自らの行動によって欠片を元に戻す行動を取る事が出来なくなってしまう」

「自らの行動によって」も、自身が行動している表現と言えるでしょう。

 

どちらもフォルダの作者自身が人格の分割と再統合を行なおうとしていると読み取れます。 

 

 

フォルダの作者は人格を分割する、

まず始めにフォルダの作者が自身が人格の分割を行ないます

人格の再構成を進めるためにはプレイヤーの助けが必要です。

なので、プレイヤーが最初につながる特異点である  星の核にいる人格が再構成を進めるべき人格を持っています。

その行動すべき人格をもった人物が、あの少女です。

 

もうお分かりですね。

フォルダの作者とは、少女が人格を分割する前の存在です。

 

 

まとめ、

同じように分かりやすく変換したバージョンを用意しました。

フォルダ10です。

『人格の分割の過程で発生する問題と、その対処、』

人格分割の過程において、人格を再統合するために、仕組みを動かして行動すべき人格(を持つ少女)に記憶と知識と知恵が殆ど残らない事が分かった。

 

このままでは、自らの行動によって、人格を再統合するための、欠片を元に戻す行動を取る事が出来なくなってしまう。

この世界の誰かから助けを借りようにも、世界の果てに置かれ、砕けると同時に(機能を失って)星の存在が秘匿される以上、それは期待出来ない。

 

そのため、『別の世界を覗き込む事が出来る装置』の仕組みをつくる事にした。

無論、向こう側へ行くことさえ出来ていないのに、別の世界を覗き込む仕組みを直接送ることは出来ないが、その仕組みがある事を知らせる事は出来る。

 

別の世界を覗き込むことが可能である事が分かっているのなら、必ず『別の世界を覗き込む事が出来る装置』をつくって広める者が現れる。

使った者(プレイヤー)の座標軸がこの特異点と重なってさえくれさえすれば、こっちの世界の特異点に繋げる事が出来る筈だ。

以上、フォルダ10編でした。

 

 

フォルダ12はこちらから。